1994-05-26 第129回国会 衆議院 決算委員会第一分科会 第1号
○石田(祝)政府委員 三点お尋ねがあったと思いますが、この公共料金、たばこ値上げの税収で転嫁できないかというお話がございました。
○石田(祝)政府委員 三点お尋ねがあったと思いますが、この公共料金、たばこ値上げの税収で転嫁できないかというお話がございました。
国によるたばこ値上げの負担増だけでなく、ほとんどの地方自治体は、公立高校授業料、保育料、下水道料、公営住宅家賃、体育館、図書館等の使用料、動物園入園料など三十数項目にも及ぶ公共料金を一斉に引き上げています。都道府県の実態を調査すると、実に三十四団体もが地方財政計画の四・九%をも上回り、全国平均で六・二%の値上げを行っているのであります。
一説には、日本のたばこ値上げによって百億本程度売り上げ減少があるんではないかと危惧もされているわけでございますが、この辺いかがでございますか。
主計局次長もそのたくらんだ者の一員であろうと思いますが、それでそれをやった中で新聞を見ておりますと聞き捨てならないのは、ここにあります二十二日の新聞に、「「仕方ない」と会長」とこうありまして、「たばこ値上げ追認で税調の権威失墜」という見出してあります。新聞がこう書いておるならばまだいいんですが、「総会後記者会見した小倉会長は「権威は以前から相当失墜している」と、半ば投げやりな態度。」
財務問題に限って見れば、資本金の規模がどのくらいになるのか、あるいは五十八、九年度の特例措置として一本三十四銭のたばこ値上げ措置が講じられました、これがどうなるのかというのが私は非常に重要な問題だと思っているわけでありますが、この二点についてお願いいたしたいと思います。
五十四年十二月のたばこ値上げ法案の審議をしたときにも質問をいたしました。これは最初であります。前総裁でありました泉総裁も、私の指摘に対しまして、もっと早くからこの過乳在庫の問題を真剣に検討して対応していけばよかった、五十二年から減反をするようになったから、とにかく深く反省をして今後対応していきたい、過剰在庫をできるだけ少なく持っていきたい、こういうようにお話がありました。
反対理由の第一は、今回のたばこ値上げが政府の財源あさり的な財源対策のみが優先され、専売公社に値上げの必然性が全くないことであります。政府は、行財政改革や不公平是正をあいまいにしたまま、国民にのみ負担を押しつける今回の値上げ法案には賛成できません。
したがって、価格差の問題は、今回のたばこ値上げの法律の方ではなくて、関税定率法の方で価格差が縮まるということになります。
いわゆるたばこ値上げ法案でありますが、これは政府が緊急財源対策としてたばこの大幅値上げを図り、二千億円の増収をそのまま国庫に納付させるものであります。これは今日の財政危機を招いた政府の政治責任を棚上げし、そのしわ寄せを一方的に国民に押しつける増税であって、許せるものではありません。
関税率の引き下げあるいは国内産葉たばこ過剰在庫問題など、たばこを取り巻く環境の激変しつつある中で、安易なツケ回し的値上げ策の強行は、将来の専売公社の経営にも大きな影響を与えるものであり、新たな次のたばこ値上げをも誘発することにもなりかねない危険な選択だと考えます。 同時に、今回の値上げのように国民に負担を強いる前に、政府は専売公社の合理化、効率化に一体どれだけ努力されたのでありましょうか。
最後に、いわゆるたばこ値上げ法案でありますが、これは政府が緊急財源対策としてたばこの大幅値上げを図り、二千億円の増収を図り、これをそのまま国庫に納付させるものであって、これは今日の財政危機を招いた政府の政治責任を棚上げし、そのしわ寄せを一方的に国民に押しつける増税であって、許せるものではありません。
○柴田委員 たばこ値上げ法案に関連をいたしまして、専売公社の当面する諸問題ということで、いろいろ御質問したいと思います。 それで、まず臨調答申、昨年の七月三十日に第三次の答申が出されました。この骨子は、特殊会社にとりあえず移行する、それからあと民営化である、こういうような大まかな答申が出されているわけですね。
議題の財源確保法案、たばこ値上げ法案は、赤字国債の発行とともに、特別会計や政府関係機関等からの税外収入かき集めのための法案であり、これらが臨調最終答申にある特別会計や政府関係機関、特殊法人についての抜本的見直しを通じて吐き出させた税外収入ではなく、単に当面の財源調達の手段としてとられた措置であることははなはだ問題ではありませんか。このことについて御答弁願いたい。
それから、たばこ値上げという安易に国民に負担を強いる前に、専売公社の合理化、効率化、そしてまた臨調答申どおり改革、これに取り組め、こういう御鞭撻を含めた御指摘でございますが、専売公社の経営自体につきましても、葉たばこの減反、葉たばこ購入価格の抑制等によって過剰在庫の合理化に努めますとともに、定員の縮減、工場の統廃合等、経営の合理化措置を鋭意推進しているところでありますし、また、今後いわゆる臨調 答申
また、歳入の水増しと先取りなど財源あさりは、補助貨幣回収準備資金の取り崩し、自賠責再保険特別会計からの繰り入れ、電電公社の臨時納付金の五十九年度分の先取り、たばこ値上げなどに顕著でありまして、まさに御都合主義そのものであります。 不公平税制の是正もきわめて不十分であります。
ところがその実際は、歳出面における国債整理基金への定率繰り入れの停止、国民年金特別会計からの借り入れ、防衛費の後年度負担の増加、歳入面では補助貨幣回収準備資金の取り崩し、自賠責再保険特別会計からの繰り入れ、電電公社の臨時納付金の五十九年度分の先取り、たばこ値上げ等々、まさに歳出の見せかけの圧縮と財源あさりに終始しているのであります。
それで、昭和五十四年の十二月たばこ値上げ法案を審議いたしましたときに、私もいろいろと御質問をいたしたわけでありますが、そのときに前総裁である泉総裁は、私の指摘に対しまして、もっと早くからこの過剰在庫の問題については真剣に検討をして対応していけばよかった、五十二年から減反をするようになったのでありますから、とにかく深く反省をして今後対応していきたい、過剰在庫をできるだけ少なく持っていきたい、このように
○柴田委員 私は、最初にたばこ値上げ法案、これに関連をして専売公社にいろいろとお聞きしていきたいと思います。 今回の措置は、いわゆる国がつくった赤字を補てんするために、値上げをしなくてもいいのに消費者に、たばこをのむ皆さん方でありますが、それを転嫁していく方向ではないかというふうに思います。現実に、現在値上げをしなければならない経営状態であるのかどうか。公社、どうですか。
喫煙人口三千万人と言われ、切り詰められた生活を強いられている国民にとって、公共料金であるたばこ値上げが家計に与える影響は大きく、低所得者ほど負担の大きいことから見ても、賛成することはできないのであります。この世知辛い世の中、せめてたばこぐらいゆっくりと一服できるよう、大幅値上げによる増税の撤回を求めるものであります。
今回のたばこ値上げについては大いに疑問を抱いております。その理由は、たばこ専売は、臨調から特殊会社や民営化への答申がなされていること、相変わらず貿易摩擦の原因であること、専売公社の経営は黒字であることなどが理由であります。 つまり、政府は、国民が望む専売公社の将来展望については、具体策を示さず、単に財源あさりのみ先行させていることであります。
また、公共料金であるたばこ値上げは、低所得者層ほど負担の大きい逆累進税であって、「増税なき財政再建」に逆行するのではないか、こういう御指摘でございます。
○柴田委員 いま過剰在庫の解消ということで、これは、私はたしか昭和五十四年の十二月のたばこ値上げ法案のときにも御質問をいたしましたが、とにかくこの十年間に、驚くなかれ、初めは、十年ぐらい前は二カ月分ぐらいのあれだったのですよ。金額的に言ってもそうです。 いま、在庫の約三分の一が過剰在庫でありますね。一年分ある。八千億ぐらいの在庫があると、約三千億近いのはいわゆる過剰在庫だ。
○柴田委員 これは専売公社の最後の質問でありますが、私は、一昨々年のたばこ値上げ法案以来、関心を持たせていただきまして、専売公社のいろいろな問題についても機会のあるたびごとに質問もさせていただいたわけでありますが、いま公社の経営あるいは運営ということについていろいろ問題があると思います。 先ほど来指摘しておりますように、アメリカとの摩擦の問題があります。
の一部改正案反対に関する請願(第四 一一号外七一件) ○税理士法改正案反対に関する請願(第四九九号 外九六件) ○税理士法改正案の廃案に関する請願(第六九六 号外三四件) ○一般消費税実施反対等に関する請願(第八三三 号外一件) ○一般消費税導入反対に関する請願(第九二九号 外一件) ○医業税制改善に関する請願(第九四二号外三 件) ○一般消費税反対に関する請願(第一二三〇号) ○たばこ値上げ
従来国会の審議と議決を要したものが事実上政府の裁量で自由に値上げできるようになれば、国鉄運賃の値上げが年中行事のようになっているのと同じように、たばこ値上げが毎年恒常化されることは必至であります。さらに、郵便、電信、電話料金の法定制緩和導入の糸口ともなりかねないのであります。
もし今回のたばこ値上げ法案が通れば、これまた、われわれ国会議員としてはたばこの値上げについての審議権を奪われる、あるいは今度は郵便もそうだと、こういうことになってまいりますと、いわゆる公共料金と言われるものはどんどんどんどん行政権に移されてしまうのではないか。現実に今日までの政府の方針、態度がこれを実証しているわけです。私は、こういう点について大変大きな憤りを感じます。
したがって、この問題につきましては、まあ明日の政策を見なければ具体的に政府の政策を批判することはできませんけれども、これまでのわれわれから見ると大変甘い経済見通しについて、厳しくもう一度見直しをして、物価対策、経済対策というものをぜひつくっていただきたい、このことを強く希望をいたしまして、きょうはたばこ値上げ法案の問題でありますので、冒頭それだけ申し上げまして、この件については終わりたいと思います。
それから、総理大臣に最後にお伺いしますが、たばこ値上げについては、この問題は急にいま思いついたことじゃなくて、昨年から本委員会において継続審議の段階であるわけでございます。
○片岡勝治君 それでは、まず先陣を承って、今回提案されております俗に言われるたばこ値上げ法案、あるいは法定緩和措置のこの法律案に関連して、質問を申し上げます。